FC2ブログ

新潟県を拠点に活動する中小企業診断士の日記です

シンダンシのひとりごと。

事業承継士による支援は大きなうねりとなるだろう

少し前、3月9日(土)のこと。この日は事業承継シンポジウムに出席するため午後から東京に向かった。(一社)事業承継協会が開催するシンポジウムである。

 

昨年は先約があったため残念ながら出席がかわなかったが、このシンポジウムには毎年出席している。交通費などお金がかかってでも、そして時間を使ってでも出席する価値がある。それは、わが国における事業承継問題の解決に向けて、事業承継士である我々が何に、どのように取り組んでいけばよいか明確になるからだ。今回は「事業承継白書」発刊の話もあり。愛用のモレスキンにメモをとりまくった。

 

一昨年のシンポジウムでとった私のメモには所々ピンクの蛍光ペンでラインが引いてある。それは実践に移したことだ。今回もここで得た情報をもとに事業承継支援に鋭意取り組んでいく所存である。

 

それにしても出席者が多かったことにおどろいた。全国各地に事業承継協会の支部も立ち上がっており、事業承継士による事業承継支援は大きなうねりとなるだろう。私もその一端を担いたい。

  1. 2019-03-17 13:50 |
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

経営とは?経営計画を策定する意義とは?

今週は専門家派遣による経営支援からスタートした。


支援先であるお客様は個人の小規模企業。このたびの支援を通じて経営計画書を作成した。当社にとって初めての経営計画書である。


この計画書はA4・2ページと表紙から成るシンプルなものであるが、明確な目標を立て、現状とのギャップから経営課題を設定、そしてその課題を解決するためのアクションプランを策定した。実施にあたっては小規模事業者持続化補助金にチャレンジする。


ところで、経営とは、自社の未来像(あるべき姿、目標)と現状(今の姿)とのギャップを埋めていく取り組みである。よって、自社の未来像が明確でない、もしくはないという状態では経営とは言えない。社長はまずもって自社の未来像を明確にすべきである。そうすることで現状とのギャップ、すなわち経営上の問題点が浮き彫りになり、的確な課題設定ができるようになる。また、経営計画書はこのギャップを埋める方策を明示したものである。社長は企業規模の大小を問わず自社の未来像の明確とともに経営計画を策定しなければならない。「忙しくて作る時間がない」とは言っていられない。

さて、今回の支援は今日で終了した。今後は引き続き支援機関がフォローしていくことになった。お客様の発展を心より願うとともに、支援に携わらせていただいたことに感謝申し上げたい。

  1. 2019-02-18 12:49 |
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

経営理念の浸透にあたって何よりも大切なこととは?

ツイートもしたけれども。

 

たしかにクレドカードは経営理念を浸透させる有効な手段だ。しかし、それを導入する前に、社長は自らについて、自社の経営理念を本当に大切なものだと信じ切れているか?社長としての姿勢はどうか?を問うてみることが必要だ。なぜなら、これらの点が確たるものでないとクレドカードを導入しても機能しないからだ。逆に言うと、これらが確たるものであればクレドカードの必要性は低い。


実は今朝、クレドカードを紹介している記事を見かけたのだが、手法のみの内容となっていたので、ふとこんなことを思いツイートした次第である。

 

繰り返しになるが、経営理念の浸透にあたっては、社長が自社の経営理念を本当に大切なものと信じ切れているか、そして、社長の姿勢が何よりも重要なことなのである。私は中小企業診断士として常々このようなことを支援の場で申し上げている。

  1. 2019-02-11 02:46 |
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

仲間づくりも後継者塾の目的、学び続けることが成長につながる

過日、三条商工会議所・後継者塾が全5回の講義を終えた。


弊社はこれまでも後継者向けセミナーや研修をいくつかやらせていただいているが、今回は事業承継センター(株)様が実施している後継者塾のカリキュラムとテキスト等を用いて行った。私と弊社役員のもう一人の土田が同社の後継者塾の認定講師であることから実現できたのである。

■三条商工会議所 ホームページ
http://www.sanjo-cci.or.jp/seminar/181120successorschool

■事業承継センター(株) ホームページ
http://www.jigyousyoukei.co.jp/2018/11/11165/

この塾の最大の特長は、後継者が自社のことを徹底的に知ることである。


後継者向けのセミナーや研修は数あれど、そのほとんどはリーダーシップや財務、経営戦略、マーケティングなど経営知識を教えるカリキュラムとなっている。もちろんこれらのことを学ぶことは大切である。しかしその前に後継者がやるべき重要なことがある。自社のことを徹底的に知ることだ。創業に至った経緯や今日までの歴史、経営理念に込められた思い、ビジネスモデル、業界動向・・・。自社のことを知らずに経営革新や経営上の判断を行うことは難しい。会社は変革していかなければ衰退する。その際に必要なことは「守るべきこと」と「変えていくべきこと」の見極めだ。また、経営は問題解決の連続であり、取りも直さず判断と決断の連続である。経営理念が判断の拠り所になるといわれるが、それに加えて自社の歴史も判断のベースを構成する。このようなことから、後継者は何をおいてもまず自社のことを徹底的に知ることが求められるのである。

受講生のグループLINEもできた。同じような境遇をもつ仲間をつくることも講義と同じくらい大事なこと。実はこの塾のもう一つの特長が仲間づくりである。講義が終わった後も受講生同士で学び続けていくことが成長に結び付いていく。

かくいう私も、実はこの後継者塾で習うことを実践している。一つとして、ビジネスモデル分析で弊社の弱点を見つけ出し、克服に向けて動き出していることがある。極めて経営に役に立つ内容であると実感する。

末筆ながら、このたびお世話になった三条商工会議所の皆さま、事業承継センター(株)様にあらためて感謝申し上げたい。

  1. 2019-02-10 16:47 |
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

退く社長の気持ちを理解しているか?

先週の金曜日のこと。新潟県事業承継ネットワークが開催する支援者向け事業承継セミナーを受講した。

 

※写真掲載は承諾済みです。

 

講師は、事業承継センター(株)の取締役会長で、我々事業承継士の産みの親、そして日ごろ大変お世話になっている内藤 博先生。内藤先生は、百戦錬磨の社長と、社長業とは、事業承継とは何たるかを深く理解されている。また、ご自身が社長交代を経験されていることもあり、とりわけ引退する社長の気持ちの理解に関しては特筆に値する。セミナーの中で、退く社長が欲しいものは、肩書き(身分保障)・仕事・経費の3つとご指摘された時は思わず唸った。事業承継支援の専門家として退く社長の気持ちを理解することは大事なことである。

 

 

内藤先生のお話はこれまで何度もお聴きしているが、そのたびに心が揺さぶられる。鋭い洞察で人というものをよく理解されている。加えて、優しさ溢れる語り口。遠く及ばずということは承知の上で私にとって目指すべき支援者である。あらためてそう思った。事業承継士としての役割を全うしたい。

  1. 2019-01-30 07:42 |
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0